当ブログの記事は、筆者が直接足を運び、実際にいただいた上で、本当に「美味しい!」と思ったものだけを紹介しています。ポリシーについての詳細はこちらのページをご覧ください。
先日の「threebirds」さんのクッキーは娘へのホワイトデーのお返しでした。
今回は奥さんへのホワイトデーのお返し!
というわけで、「美味しいランチが食べたい」というリクエストをいただきましたので、個人的にも前から一度行ってみたいと思っていた、豊岡のフレンチレストラン「アミタ」さんのランチに行ってきました。
豊岡では珍しい、絶品フレンチがいただけるお店として有名な「アミタ」さん。
地産地消にこだわり、その季節の旬のものをいただくことができます。
今回いただいたランチも、コウノトリ米の米粉を使ったパンや、竹野や津居山港で水揚げされた魚介類、野菜は岩津ねぎや京丹後産の生姜、そしてお肉は八鹿豚と、豊岡周辺、但馬エリアの食材をふんだんに使った、色彩豊かで見た目も華やかなとても美味しいランチでした。
料理はもちろんですが、お店のインテリアや流れている音楽、客席の配置や距離感を含め、雰囲気がとても良かったです。
随所に店員さんの細やかな気配りや料理の説明がスマートでノンストレス。
テーブルに落ちたパンの粉もきれいに拭き取ってくださるなど、料理とともにとても贅沢な時間を過ごすことができて、またリピートしたいな、と思える大満足のランチタイムとなりました。
豊岡のフレンチレストラン「アミタ」は予約するのが確実です
人気店なので、確実に行きたい方は予約がおすすめです。
特に土日はお客さんも多いそうです。
今回は平日に伺いましたが、僕たちが帰る頃にはほぼ満席になっていました。
ですので事前予約をぜひ。
電話で予約したときに、ランチのコースを選ぶことになります。
値段設定は忘れてしまったのですが、3種類のランチコースから選びます。
今回は一番お手頃な¥2,800のコースでお願いしました。
予約の際に、アレルギーのあるものがないかをきちんと確認してくださいます。
予約できる時間は11:30からと、13:30からの2部制。
予約せずに来られるお客さんもいらっしゃって、11:30を過ぎても来られた時に席が空いていればそのまま入店できるみたいです。
でも、確実に席を確保したいのであれば、やっぱり予約するのが良いと思います。
お店の雰囲気、そしてもちろん料理も文句なし!
「アミタ」さんは、市街地から少し外れたのどかな田園風景の中にあるお店です。
案内していただいた席がこちら。
席の目の前は、広大な田舎の風景が広がっています。
他の席はこうではなかったので、良い席に案内してくださいました。
もうすぐ春の今の時期はこんな風景ですが、緑の季節はとても見ごたえのある田園風景になるんだろうな、と想像できます。
またその時期に来てみたいですね。
店内は聴き心地のよいゆったりボサノバが流れています。
この風景にしっくりと合う。
インテリアはシックでスタイリッシュな和テイスト。
隣の席とも程よく離れていて、他のお客さんの会話が気にならない良い距離感。
最初にコースのメイン料理を魚にするか肉にするかを選びました。
僕は肉で、奥さんは魚。
それぞれ頼んでシェアしようと。
予約のときは特に苦手なものはないと伝えましたが、席について本日のメニューを説明していただいた時に、この日は「牡蠣」が出されると教えていただきました。
僕も奥さんも「牡蠣」が苦手ということを伝えると、アサリに変更してくださいました。
これは本当にありがたかったです。
ドリンク
車だったのでドリンクはノンアルコールで。
僕は「京丹後の紅芋酢とはちみつを使った自家製ヴィネガードリンク」。
奥さんはとうきび、大麦、ハブ茶、大豆、ハトムギ、どくだみなど、10種類以上の葉をブレンドした温かい「万能茶」をチョイス。
「京丹後の紅芋酢とはちみつを使った自家製ヴィネガードリンク」は、程よい酢の香りと酸味、炭酸が効いてさわやで飲みやすい美味いドリンクでした。
一口だけ「万能茶」をいただきましたが、とても体に良さそうなお茶でした。
他にもいろいろな種類のドリンク、そしてアルコールの種類もありました。
パンと前菜
前菜の前にコウノトリ米の米粉を使ったパンをいただきました。
まだ温かく、表面はパリパリ、中身はふんわり。
パンが温かいので、バターをのせると少し溶けて美味しい。
美味しかったので、1つ目はあっという間に完食してしまいましたが、おかわりをいただくことができました。
前菜は3種類。
カリフラワーと岩津ねぎとアサリのスープ、玉ねぎのキッシュ(イタリア産の生ハム)、津居山のバイ貝を使ったエスカルゴ風グラタン。
スープもキッシュも美味しかったのですが、特にバイ貝が美味しかったです。
先に貝の身を楽しんでから、貝の中に残ったソースを器に移して、パンにつけていただく。
このソース、バイ貝の出汁とコクが凝縮されていて、めちゃくちゃ美味しかったです。
メイン
奥さんがオーダーした魚料理「竹野の天然真鯛とじゃがいものはさみ焼き」。
ソースは、こちら但馬地方では「ぐべ」や「のめ」呼ぶという魚とアサリで出汁をとり、軽いカレー風味のバターソース仕立て。
一口いただきましたが、味付けはとてもシンプルですが、しっかりと素材の味が感じられる美味しい一品でした。
僕がオーダーした肉料理「八鹿豚のピカタ」。
国産の生の黒胡椒が添えられています。
何のソースだったか忘れてしまいましたが、少し酸味がありさわやかなソースでした。
この八鹿豚、分厚くてボリュームがありますが、数回噛むと溶けてしまうようなとても柔らかいお肉でした。
臭みなど微塵もなく、本当に美味しいお肉でした。
付け合せの野菜も彩りが良く、一つ一つ味が濃くて美味しかったです。
デザート
コースの最後はデザートと食後のドリンク。
デザートは5種類の中から選ぶことができます。
僕は「神鍋のトチの実と白小豆のミルフィーユほうじ茶のアイスクリーム添え」とホットコーヒーを。
パリパリの食感が楽しいミルフィーユ。
奥さんは「コウノトリの米粉で作ったオレンジ風味の自家製クレープ」と紅茶を。
紅茶は一つ一つ香りをテイスティングしながら、4種類の葉から選べます。
ブルーベリー、ストロベリー、カラメル、アッサム。
甘い香りのストロベリーをチョイス。
コーヒーまでしっかりと堪能。
デザートも本当に美味しかったです。
というわけで、素敵な空間で、細やかで気持ちの良い接客、最初から最後まで美味しい料理を堪能させていただきました。
念願のお店「アミタ」さん、すっかりファンになってしまいました。
いくつかの料理の中から選ぶ楽しさ、というところ満足度があがったポイントでした。
他のランチコースもいただいてみたいですし、夜のディナーコースもいただいてみたいです。
なかなか普段気軽に利用できる値段設定のお店ではないかな、と思いますが、特別な日に特別な人と、ちょっと贅沢な一時を楽しむことができる素敵なお店ではないでしょうか。
また必ずリピートします。
皆さんも是非、あの優雅な時間を味わってみてください。
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フレンチレストラン「アミタ」お店情報
住所 | 〒668-0005 兵庫県豊岡市滝94番地 |
TEL | 0796-24-1116 |
営業時間 | ランチタイム/11:30~15:00、ディナータイム/18:00~21:30 |
定休日 | 毎週月曜 |
駐車場 | 約15台 |
子連れ | - |
テイクアウト | - |
Web・SNS | 「アミタ」Googleマイビジネス 「アミタ」Facebookページ |
メモ | - |
- 情報が変更されていたり臨時休業等がございますので、訪問される場合、営業時間・定休日・メニュー等は公式情報をご確認ください